本【徳川家康】:山岡荘八私の一番の愛読書です。いずれながなが書かせてもらいます。書かないくせに名前載せるなよ!って?だって一番最初はこれ以外考えられない!! 【大いなる遺産】:ディケンズ これ久しぶりに読むのに時間かかったなあ。苦痛な本でした。大体海外の名作って日本語で読むと微妙な場合が多いよね。訳がだめなのかなあ。まあムズカシイとは思いますが。だって川端康成の「雪国」とかが海外で評価されてる意味がよくわかんないもんね。あれは日本語の美しさなのに。 【クレオパトラ】:宮尾登美子 ヨーロッパ行くので少しあちらの歴史に詳しくなっておこうかと思って読みました(動機が不純?)クレオパトラって「傾国の美」でダメ女王だとばかり思ってたから、読み始めて、賢かったことが分かって(7ヶ国語くらい話せたらしいですよ)びっくりでした。 でも結末まで読んで、やっぱりダメ女王だなと思いました(笑)というかアントニーがダメなんですかね。でもそんな男に溺れちゃだめですよね。 「賢い女」の定義について考えました。 【蒼穹の昴】 清朝末期の歴史ロマン。西太后や宦官、官僚や軍人(李鴻章とか袁世凱とか。歴史の授業で習ったよねww)がたくさん出てきて、ある程度悪者もいるんだけど全面的に悪者じゃない。ああ、こういう人いるよね、って思う。 ちょっと話がデキスギな感はあるけど、こういうデキスギは嫌いじゃない。著者の想いとか理想とか伝えたいことがひしひしと伝わってきて、読んでよかったなぁと思える本でした☆ 【珍妃の井戸】 「蒼穹の昴」の続編のような感じ。これまた更に切ないね。光緒帝がただ一人愛した美しくて賢い「珍妃(チンフェイ)」が義和団事件で悲劇的な死を遂げて、その犯人は誰か、というところから始まるんだけど、列強(日本を含めてね)の人たちには身にしみるお話。 印象的だったのは、『中国で「愛」がそれほど叫ばれないのは、言わなくても自然にあるものだから』っていう部分。日本人も「愛」って言わないけど、それは言わなくても当たり前のことだったからなのかしら。この場合の愛は「人間愛」ですが。 最近日本でも「家族愛」「隣人愛」とかの人間愛が叫ばれるようになってきたのは、きっとそれらが失われてきたからなんだろうね。 【陽気なギャングが地球を回す】 言わずもがな映画化された有名な本。まぁこれは映画で観てもよかったかな。娯楽本ですね。素直に面白かったよ☆何かに没頭したいときに読むべしな本ですね☆ |